立水栓・水栓の手入れと耐久性


立水栓・水栓はこんな人に最適


サビにくい立水栓・水栓

立水栓・水栓

屋外での水使用に便利な水栓・立水栓ですが、忘れずにしておきたいのがサビ対策です。
水分は錆を引き起こす一番の原因ですから、正しいメンテナンスを行って錆を防ぎましょう。
設置前のサビ対策としては、素材選びが重要なポイントになります。
錆びに強い素材を選べばメンテナンスの労力は軽減されますが、錆びやすい素材を選んでしまうとこまめなメンテナンスが必要になってしまいます。
金属製の水栓を選ぶ場合、もっともサビに強いのはアルミです。
アルミはサビに強いだけでなく、軽量で丈夫なうえに安定性も高いので、環境に影響されて劣化する心配がほとんどいりません。
立水栓の価格は高価になってしまいますが、長く使いたいのならアルミ製がオススメです。
ステンレスもサビに強い金属の代表ですが、加工がしにくいため複雑なデザインには不向きで高価というデメリットがあります。
ステンレス自体はサビに強くても錆びた金属と長期間接しているとサビが移ってしまうことがありますから、ネジなどの部品の材質にも注意が必要です。
どの金属にも共通しているのが、水分が天敵であるということです。
水栓・立水栓を使用すれば必ずしぶきが金属部分に飛び散りますから、作業が終了したら乾いた布できちんと飛び散ったしぶきを拭き取っておきましょう。
この日と手間をかけるだけで、立水栓のサビの可能性は大幅に低下します。

立水栓・水栓の手入れの方法

立水栓は屋外への設置を前提に製造されていますから、通常の用途で使用している限り特別なメンテナンスは不要です。季節の変わり目にチェックと手入れをしておけば、問題なく使用できるでしょう。
長く使いたいなら、定期的に手入れをるのではなく使用するたびごとにきちんと手入れをしておけば、より良い状態を長くキープできるようになり、故障やサビの被害を防止することが可能です。
使用時に飛び散ったしぶきや汚れをふき取ったり、蛇口のがたつきや全体のゆがみ、割れや破損はないかを目視でチェックしておくだけでも異常をいち早く発見することが可能です。
大きな負担にはなりませんから、立水栓を使用した後はきちんと手入れとチェックを行う習慣をつけておきましょう。

大雨や強風など異常気象の後は、水栓・立水栓に異常がないかをチェックして手入れをしておきましょう。雨の水滴がついていればサビの原因になりますし、異物が付着していればそこから劣化が進んでしまう可能性があります。常に良いコンディションを保っておくことが長持ちの秘訣です。

もし水栓に何か異常を発見したら速やかに詳細な点検を行い対策をとってください。
立水栓の部品交換など自分で対応できる場合はなるべく早く修理を行い、原因が不明な時や重大な故障の場合は業者に連絡を取り早めの修理を依頼しましょう。
水栓・立水栓故障を放置すればするほど大きな以上に繋がりやすくなります。

立水栓・水栓

立水栓・水栓の耐久年数

立水栓・水栓

水栓・立水栓の耐久年数は、素材によって大きく異なります。
基本的に水栓は長期間使用することを前提に製造されていますから、通常使用する分には長い寿命を持っています。
立水栓は最も耐久年数が短い木製のものでも正しく防腐処理が行われていれば10年以上は持ちますから、頻繁に交換する必要はありません。
長い耐久年数がほしいなら、金属製立水栓の物や陶製立水栓、コンクリート製立水栓のものがオススメです。
周囲の環境変化に強く破損の心配も低いですから、大事に使えば30年以上長持ちします。
ただし、立水栓の耐久年数は設置されている状況によって大きく変わってしまいます。
風雨にさらされやすい場所に設置されていれば雨や風の影響で耐久年数は短くなってしまいますし、高温あるいは低温も材質にダメージを与えてしまいます。
海辺に設置していれば海風に含まれている塩分で劣化スピードは速まってしまいますから、設置場所によってふさわしい素材を選ぶことが長持ちさせることに繋がります。
心配なのは水栓・立水栓自体の劣化よりも、事故やトラブルによる損傷です。
日常的に蛇口を強い力で乱暴にひねっていればそれだけ寿命は縮まってしまいますし、物をぶつければ破損してしまいますから修理や交換が必要になります。
水栓・立水栓を新しく設置したばかりのものでも壊れて使用不能になってしまう可能性がありますから、日ごろから大切に使用して無理な力を加えないように心がけてください。