屋外での水使用に便利な水栓・立水栓ですが、忘れずにしておきたいのがサビ対策です。
水分は錆を引き起こす一番の原因ですから、正しいメンテナンスを行って錆を防ぎましょう。
設置前のサビ対策としては、素材選びが重要なポイントになります。
錆びに強い素材を選べばメンテナンスの労力は軽減されますが、錆びやすい素材を選んでしまうとこまめなメンテナンスが必要になってしまいます。
金属製の水栓を選ぶ場合、もっともサビに強いのはアルミです。
アルミはサビに強いだけでなく、軽量で丈夫なうえに安定性も高いので、環境に影響されて劣化する心配がほとんどいりません。
立水栓の価格は高価になってしまいますが、長く使いたいのならアルミ製がオススメです。
ステンレスもサビに強い金属の代表ですが、加工がしにくいため複雑なデザインには不向きで高価というデメリットがあります。
ステンレス自体はサビに強くても錆びた金属と長期間接しているとサビが移ってしまうことがありますから、ネジなどの部品の材質にも注意が必要です。
どの金属にも共通しているのが、水分が天敵であるということです。
水栓・立水栓を使用すれば必ずしぶきが金属部分に飛び散りますから、作業が終了したら乾いた布できちんと飛び散ったしぶきを拭き取っておきましょう。
この日と手間をかけるだけで、立水栓のサビの可能性は大幅に低下します。
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