機能門柱を選ぶときは住宅とのバランスを考慮することが重要になります。
独立した存在として立てられる機能門柱ですが、住宅の一部であることに変わりありません。 住宅とかけ離れたデザインや色のものを選んでしまうと浮いた存在になってしまいます。
基本的には住宅と同じ系統の色・素材でできているのものを選び、住宅と一続きになった一部分として感じられるものを選びましょう。
ふさわしいサイズを選ぶのも重要なポイントです。
機能門柱が使用されるのは、主に門袖を立てるスペースが無いときや開放感を確保してゆとりあるエクステリアを実現したい場合です。周囲のスペースに比べて大きいものを設置してしまうと圧迫感を感じてしまいますし、調和を崩してしまいます。
逆に周囲に何も設備が無いのにぽつんと柱だけが立っていると、住宅との一体感を感じられずやはりバランスが取れません。
必要とする機能によっても選ぶべき形状は異なります。 表札だけをつけたいのか、ポストやインターホンなど玄関周りの機能をすべて集約したいのかによってもコンセプトは変わってきます。
住宅全体を一歩引いて眺めてみてデザインバランスや周囲との調和を確認し、必要とする機能を備えたものを選択する必要があります。
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