自分の土地と道路やお隣との間を仕切る目的なら、あまり背の高くない圧迫感のないフェンスが合います。
60cm〜120cmくらいのものを選んで外からも見えるようにしておけば、敷地をぐるっと囲っても大丈夫でしょう。
逆に言うと、フェンスでぐるっと敷地を囲いたい時は、
人の姿が隠れるような高さの目隠しフェンスだと、誰かに侵入されても周囲に気づいてもらえない危険性もあります。
ところで、外からの視線を遮らないのならフェンスは要らないのでは?と思われるかもしれませんが、
実はフェンスには意外な効果があるのです。
何も仕切っていないと「空いた土地」、「通路」、「隙間」にしか見えないような少しのスペースが、背が低くても目隠しフェンスで仕切りを入れると不思議とちゃんとした誰かの私有地であるように見えてくるのです。
そしてちょっとしたお花や植物を植えたり、立水栓や敷石などを置いたり、あるいは野菜を育てたりしているうちに庭が充実してきます。
お子さんにとっては、隠れ家、自分のお気に入りの空間になりますね。
「ここまでが自分の範囲」といったように区切られていると、何かその空間に愛着がわいて、意味をもたせたくなってくるものなんですね。
そういう効果も狙って、素敵なフェンスで空間を囲ってみてください。
|